靴を大切に扱う優しくスマートなライフスタイルに。
●手のひらサイズでポケットやバッグにもかさばらず、携帯性抜群。
●希少な素材を掛け合わせた贅沢な逸品。
●自分用にも、大切な方への特別なプレゼントにも。
素材へのこだわり
靴ベラは木頭に自生する希少な山櫻の間伐材や未利用材を使用し、
ケースには、
国指定の重要無形民俗文化財である「太布」を使用しました。
さらに証明板にはブランド杉の「木頭杉」を使用しており、
キーホルダーなどの台座としてもご利用いただけます。
<サイズ>(約)高さ10cm x 幅4cm x 厚さ1cm
<素材> 靴ベラ:那賀町産山櫻、ケース:太布(楮)、証明板:木頭杉
<表面> ミツロウ
※手作りのため多少の誤差が生じます。
※山櫻、太布、どちらの素材も大変貴重なため、
数量限定とさせていただきます。
※KanonはWoodHead所属作家のブランドです。
※この商品の代金の一部は、那賀町木頭地区の山櫻の保全活動を行う
「山櫻プロジェクト」の活動に使用されます。
【山櫻-ヤマザクラ-】日本人と共に生きてきた美しき隣人
山櫻は日本在来のサクラで、古くから数多くの和歌にも詠まれてきました。
加工性に優れ磨くと美しい光沢が出るため、
高級家具や楽器などの材料としても人気が高い素材です。
しかし山櫻は近年減少傾向にあり、その存続が危惧されています。
木頭では、自生する山櫻の種子を拾い集め実生から育てた苗木を山林に植樹し、山櫻の再生や
生物多様性の向上、Co2の吸収固定などを図る活動が山櫻プロジェクトとして行われています。
木頭に自生する山櫻
葉と花が同時に咲き、個性的な表情を見せます
木は上品なサクラの香りがします
山櫻プロジェクト会の植樹祭の様子
山櫻プロジェクト会にご関心のある方は是非
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【太布-たふ-】一本の糸が紡ぐ歴史と伝統
太布は古代から織られた堅牢な布で、徳島県では剱山麓の祖谷地方や旧木頭村が主な産地であり、「阿波の太布」の名で古くから知られてきました。
その用途は、仕事着を始め穀物や弁当などを入れる袋どで、丈夫で長期の使用に耐え得る実用衣料として使用されていました。
太布の製造は、原材料となるコウゾの刈取りを始め、コシキで蒸す,皮を剥ぐ,灰汁で煮る,木槌で叩いてオニカワ(表皮)をとる,河川で晒す,天日で乾燥させるといった樹皮の加工,柔らかくした皮の繊維から糸を績む糸づくりのほか,地機による織りという手間のかかる工程があり,なかでも糸を績む作業は熟練した技術と長い月日が必要とされます。木頭には「太布庵」と称する伝承施設が設けられており「阿波太布製造技法保存伝承会」で技術の継承が図られています。
〔文化遺産オンラインより〕
※現在全国でその技法が伝承されているのは那賀町木頭のみとなっています。
太布の原料となるコウゾ(楮)
昔ながらのコシキで楮を蒸す「かじ蒸し」
凍てつく真冬の那賀川で皮を晒し凍らせる
美しく澄んだ那賀川の冷水が強くしなやかな繊維を作る
阿波太布製造技法保存伝承会による地機織り
自然な美しさと存在感のある太布
木頭の太布についてご関心のある方は是非
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※画像はイメージです。
※自然の木を無塗装で使用しているため一点一点色味や質感が異なります。
※ PC環境により実際の色味や質感と異なって表示される場合がございます。
※ 製品の仕様・パッケージは予告なく変更する場合がございます。